赤ちゃんを連れてジャカルタへ帯同するママとしては、現地でどんなベビーフードが売られているのか気になるところだと思います。
そこで今回は、ベビーフード・お菓子・粉ミルクについて、日本製は手に入るのか&現地にはどんなものが売っているのかをご紹介したいと思います!
ベビーフード
日本のお弁当・レトルトパウチは手に入らない!
さっそくですが残念なお知らせです。ジャカルタでは、あの神がかり的に便利な日本のベビーフード(お弁当・レトルトパウチ)は売っていません。和光堂もキューピーも無しです。(ちなみにお隣シンガポールにいけば日本の3倍くらいの値段で売ってます。)
なので赤ちゃん連れで渡航する人は日本のベビーフードをたくさん持ってくるのが非常にオススメ。普段手作り派の人でも旅行の時などにとても便利です。
我が家は渡航時に船便と手荷物で大量に持ってきました。
かなりの量かと思いきや、バリやバンコク、シンガポール等あちこち旅行に行ったのであっという間に消費してしまいました。(※小さいうちからバリは楽しめるのでぜひ行ってね!)
とりあえずこのレトルトの離乳食は誰に聞いても「大量に持参せよ」と言われるハズです、はい鉄板でございます。
ハインツの瓶入りBFはある
というわけで日本の離乳食は現地には無いのですが、その代わりになる商品として近いものだとハインツの瓶入りBF(ベビーフード)があります。
日本でもケチャップでお馴染みのメーカーHeinz(ハインツ)が作っているもの。グランドラッキーやモールの中のスーパーなど、ジャカルタ市内では簡単に見つけることができます。
日本のものとの大きな違いは、主食とおかずで分かれていない(おかずのみ、もしくはポテトなどがミックスされている。)点と、「常温で食べられる」という明記が無い点だと思います。が、試してみたら美味しそうな香りでしたし息子もパクパク食べてくれました。
ちなみに似たような瓶入りBF、フードホールでハインツではないメーカーのものも見たことがあります。
簡単調理のBF
お湯を注ぐだけで食べさせられる、フリーズドライ系の離乳食も同じく日本製はジャカルタには一切ありません。(持ってきましょう!)
一方これ系は海外系メーカーや現地メーカーから複数の商品が販売されています。
ハインツのものは粉にお湯を注いでできるお粥。固形物が入っていないので初期の頃に使えそうです。
一方こちらは現地メーカーのもの。フリーズドライの野菜が入っているのでこれ1つで具入りのお粥が10分でできるようです。
とろみ剤も無い
ちなみにですが日本ではわりとお馴染みのとろみ剤もジャカルタにはありません。さらには片栗粉もありません。(片栗粉の代替品はあります。)
離乳食初期のうちはとろみがついていると食べやすい(与えやすい)ことも多いので、日本から持ってきておくと心強いかもしれません。
乳幼児用お菓子
日本製はボーロならある
日本製の乳幼児用お菓子もあまり種類は無いのでお気に入りのものは渡航時に持ってきた方が良いです。
今のところボーロは日系スーパーのパパイヤで日本のものを購入可能。こんなかんじです↓
なぜか日本ではあんまりお見かけしない商品ですが、でもお野菜ボーロもあるのはありがたいですよね^ ^
日本製以外のもの
乳幼児用のお菓子、日本製にこだわらなければそこそこ種類はあります。
特にこのYummy bitesというシンガポールのメーカーのお菓子はよく見かけます。味の種類も沢山あって試したことがある駐妻さんも多数。
それからアメリカのGerber社のお菓子など、欧米系のお菓子もよく見かけます。色々買ってお気に入りを探すのも楽しいかもしれません♪
粉ミルク
日本製は無し。現地生産の「はぐくみ」・「チルミル」はある。
粉ミルクも日本製のものはありません。そのため必要であれば粉ミルクも渡航時に持ってくると良いと思います。(ちなみに我が家は完母ですが、離乳食用に粉ミルク1缶、念の為フォロミ2缶を持ってきました。)
ジャカルタで売られているのは基本的に現地のメーカーや欧米ブランドなどの粉ミルクです。
が、森永の現地合弁会社(インドネシア最大の製薬メーカーである「カルベ社」との合弁)のPT. Kalbe Morinaga Indonesiaという会社が現地生産の「はぐくみ」と「チルミル」(chil mil)を発売しています。
日本だと「はぐくみ」が1歳まで、「チルミル」が1歳以降用のフォローアップミルクですが、インドネシアでは
BMT(=はぐぐみ)が6ヶ月まで、chil-milが1歳まで、chil-kidが4歳まで、chil-schoolが12歳までみたいです。細かく刻むし期間長っ。
さて、私は写真の400g箱入りチルミルを買ってみました。大きな缶入りもありますが、400gで少量から試せるのは嬉しいですよね!
実際にお湯にといてみると、香りは日本にある「ほほえみ」の液体ミルクにちょっと似てるかな?と思いました。(普通の粉ミルクと比べるとちょっとヘンなあの香り^^;)溶け具合も特に問題なし。
パン粥に使ってみましたが、日本でほほえみ派だった息子もイヤがらず食べてくれました。
現地・海外製粉ミルクは種類豊富
粉ミルクは現地ブランド・欧米ブランド合わせると結構たくさん種類があります。また価格も輸入品だからといって高額な訳でもありません。
こちら、グランドラッキーの粉ミルク売り場。
色々と種類がありますが、さきほどのはぐくみやチルミルのように細かく月齢ごとに商品が分かれているものが多いです。
ベビーそうめん・パスタ
日本製の離乳食、散々無い無い言ってきましたがなぜかベビーそうめんはありました。
こちらはFoodhallで見つけたもので、日本のはりま製麺株式会社というメーカーの商品。写真右からそれぞれ日本産のかぼちゃ・ほうれん草・人参が使われている素麺(Rp37,500)。写真左端の商品はその3種類が入っていて且つ2cmにカットされているもの(Rp44,000)です。食塩も普通の素麺の1/3とのことで、離乳食に便利そうです※。
日本食スーパーのpapayaに普通のお素麺や乾麺のうどんが売っているので、正直それで事足りる気もしますが、お野菜嫌いのお子さんにはちょうど良いかも知れません。
またベビーパスタも、同じくFoodhallで海外メーカーのものを見かけました。野菜入りで10cmくらいの長さにカットされた商品でした。
一方、ベビーうどんはいまのところ見かけたことがありません。
※ちなみにジャカルタにはありませんが和光堂やはくばくのベビー麺は食塩不使用なので、お鍋一つで調理ができてより楽チンです。
まとめ ~渡航時に持って来るべきもの~
要するに、日本製の離乳食や粉ミルクはジャカルタにはほぼありません!
ということで日本から持ってくるのがオススメなものは以下通りです。
【日本から持ってくるべきもの】
- 離乳食(お弁当・パウチ・フリーズドライetc)…たくさん持って来よう!
- 乳幼児用のお菓子…ボーロしか無いので
- 粉ミルク・フォローアップミルク…必要に応じて
- とろみ剤…あれば便利
インドネシア製品や海外製品であれば手に入るのですが、使い慣れた日本のものがあるとやはり安心します。
これから渡航予定の方はぜひ参考にしてみて下さいね^^