私は日本で出産し生後7ヶ月の息子を連れてジャカルタにやってきたのですが、渡航前1番心配したのが子供のベッドからの転落でした。なぜならジャカルタで駐在員家族が住む家の多くは欧米風の作りで、床は大理石+ベッドという寝室だからです。
万一子供がベッドから転落したら…。考えただけでも恐ろしいです。
結局我が家ではその対策として「マットレス直置き」という結論に行きついたので、詳しくご紹介します!
「マットレス直置き」とは、ズバリこんな感じ。
説明するより写真が早いですよね。「マットレス直置き」とはズバリこんなかんじです。
つまりベッドの木枠をとっぱらい、マットレスを直で床においているんです。
もともとは↓このような木枠のある普通のベッドだったのですが、アパートの方に依頼して木枠のみ撤去してもらいました。
本来ベッドの高さは床から60cm。大人でも落ちたらケガするような高さです。
それがマットレスのみになったことで27cmになりました。万一落ちた場合のダメージは相当減らせたはずです。
※因みにもちろんはじめはベッドガードを検討したのですが、安全基準上は対象年齢が18ヶ月以上(低月齢の赤ちゃんはガードとベッドの隙間に挟まって窒息する恐れがあるそう)とのことで、生後7ヶ月で渡航した我が家では使えませんでした。
「直置き」をさらに安全にする工夫
しかし、直置きにしただけではまだまだ完全ではありません!我が家ではプラスこんな対策をしています。
- 直置きにしたベッドを壁に寄せる
- 余っている枕やクッションをベッドの端においてガード
- ベッドの周りに分厚めのマットを敷く
①直置きにしたベッドを壁に寄せる
想像に難くないと思います。右側の壁に寄せればベッドの右から落ちることは無くなります。
②余っている枕やクッションをベッドの端においてガード
うちのアパート、やたら枕がたくさんあるのでガード用に置いています。特に壁に寄せたのと反対側に置いて落下防止を。
ですが正直、先日お昼寝の際にこのクッション設置をウッカリ忘れたせいで、寝返りを繰り返した息子がベッドから落下しました…。
③ベッドの周りに分厚めのマットを敷く
ですがベッドの横に分厚いマットを敷いていた為大事に至りませんでした。
ということで最終的に我が家の寝室はこのようになっています。ベッドの向かって右側で息子が寝て左側で私が寝ています。見た目はちょっと美しくないですが、安全には変えられないのでこれで落ち着いています。
※ちなみに我が家はコンセントの問題で今は壁には寄せず右側は家具をくっつけています。
向かって左奥は使っていないマニフレックスのマットレスがあったのでそれを敷いています。
手前は日本から買って持ってきたこちらのフカフカしたマット。(ちなみにこの上で遊ぶのが気持ち良いらしく息子お気に入りです。)
直置きの注意点
直置きにする場合の注意点、それは部屋の漏水です。
私が昔住んでいたジャカルタのアパートは、雨季で大雨が降ると窓を閉め切っていても雨が部屋の中に漏れて入ってくることがよくありました。そのたびに補強工事をしていましたが、夜の間に大雨が降ると翌朝寝室の床がビショビショ…なんてことも!
これはインドネシアの家では時々あることなのですが、直置きにしたマットが浸水するとビチョビチョで眠れないだけでなくそのままではカビの心配もあるので一大事です!
なので念の為、可能であれば事前に寝室の漏水の有無(過去に漏水したことがあるか)を確認する、初めは窓側ではない壁にマットレスを寄せる、等の対策をしておくと安心です。
まとめ
マットレス直置きとはその名の通り、ベッドの木枠を撤去してマットレスを床に直に置くことです。
さらにそのマットレスを壁に寄せる、クッションでガードする、周囲に分厚いマットを敷く、で完全武装です。
漏水が頻発する部屋でさえなければオススメですので、今後小さいお子さんと海外生活をする方の参考になれば幸いです^^
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